2026年7月11日
第19弾 カフェト-ク ミュージアム・シリーズ-「ミュージアム・クオーターの歴史とLEOPOLD MUSEUM常設展訪問」
7月11日土曜日、ミュージアム・クオーター(MQ)およびレオポルド美術館を訪ねる第19回カフェトークが15名の参加にて無事開催されました。
まず、10時にレオポルド美術館の屋上にある「MQ Libelle」に上り、MQを構成する美術館群・広場・イベントホール・ギャラリー棟だけでなく美術史美術館、自然史博物館、ホフブルグ王宮まで見渡せる絶景を堪能。そこで、今年25周年を迎えたオーストリア最大の「文化・都市開発プロジェクト」であるMQが出来上がるまでの紆余曲折のプロセス、そして、それ以前の300年にわたる歴史を筒井ナイルツ美矢子が歴史・まち・建築の観点からお話しさせていただきました。
実際に建築群を見下ろしながら、どの部分がどの時代に建てられ、どのように変わっていったのか、それぞれの建築がウィーンという街の形成にどのような影響を与えているのか、などの話を聞くのはとても新鮮だったと参加者の皆様から感想を頂きました。
その後、温度の上昇に合わせ、涼しいレオポルド美術館内に移動(笑)久保クネシュ幸子さんに、常設展をテーマを絞りながらナビゲートしていただきました。
1900年前後、歴史の新しい潮流をおこした画家たち(クリムト、ココシュカ、シーレ…)そして建築家やデザイナー(オットー・ワーグナー、アドルフ・ロース、ヨセフ・ホフマン、コロマン・モーザ…)様々な分野の芸術が歴史と関わりあいながら織物のように紡ぎあって大きな潮流をつくる様子を、時には人間模様も織り交ぜながら、専門的に説明してくださいました。
参加者の皆様には、そんな歴史の鼓動を感じていただけたかと思います。久保さん、素晴らしいナビゲートをありがとうございました!
最後はカフェ・レオポルドで懇親・質問会。(実はこれがカフェトークというイベントが始まったきっかけです)
自由参加にもかかわらず、14名の方に参加していただき、様々なテーマで盛り上がり、とても楽しいひと時になりました。
日本人会には、長くこちらに住んでいらっしゃる方もいらっしゃれば、日本からウィーンに到着したばかりの方も。そんな様々な方が一緒になり、情報交換なども盛んにおこなわれる機会も提供しています。
【参加者様の感想】(抜粋)
「おかげさまで楽しく充実した土曜日となりました。ミヤコさんとサチコさんの建築と画家についての内容の深い説明は素晴らしく時間を忘れすっかり引き込まれていました。」
「天才的な画家の絵を日本語の解説付きで見て、ウィーンの街並みの説明も受け、その後のお喋りも楽しかったです。」
ウィーンの美術館等を巡りながら、美術・芸術・建築・都市などを面白い切り口でご紹介する「カフェトーク」次回もお楽しみに!

